グロータック・EQUALコントロールレバー

当店でレストア中の、おそらく70年代のフランス車、ジタン。鉄リム鉄ハンドル、2x5段でユーレー・ズベルトの変速機。そこに日本が誇るグロータックのEQUALコントロールレバーを試しに装着してみた。

Wレバーで操作すれば、扱い慣れたガラガラガッチャンの変速機であるはず。Wレバーからなら1mほどのワイヤーを通して、決して遅いとは思わないダイレクトなシフト感がフリクション式の魅力だ。

ところが! 最新式の手元シフトレバーを使ってみるとあら不思議。変速が速い(速く感じる)のだ。手元シフトとしてはバーコンもあったのだが、あちらは少し手を動かさないとシフトできない。ところがこちらはブレーキレバーの位置そのものでシフトできる。ユーレー・ズベルトを立ちこぎ中にシフトできるなんて、誰が考えただろうか?

このレバーを使えば、あなたの旧車も生き返るかもしれない。いやビックリ。これは乗ってみないとわからない。