シルクテンション

シルクサイクルの鬼才、荒井正氏による「シルク テンション」、写真の仕様で10.5kg。パーツ構成は廉価なものなので、パーツ交換次第で1キロくらいは簡単に軽量化できそうです。

昔あったスリングショットとか、もっと昔の太宰茂秀氏の鋼線フレームを思い出す人もいるかと思いますが、この自転車の特徴はもっと別なところ、瞬時に折りたためるところにあるのです。

巷にある折りたたみ車は強度要素であるフレームをたたむものばかりで、かつ、車輪径を小さくして走行性能を犠牲にしたものばかり。

それに比べてこのシルクテンションはダウンチューブをしなやかなロープ状にしたことで、あっさりとフレームをたたむことができます。その時間は1分未満、慣れれば30秒くらいでしょうか。

ジャイアントの折りたたみ車MR4も荒井氏の設計によるものだそうで、自転車を折りたたむことに対する氏の並々ならぬ執念を感じる一台です。

価格12万円+消費税、店頭でアルマイトブラックを確認できるほか、アルマイトシルバーもお取り寄せできます。

シートチューブ430mm╱トップチューブ560mm╱ステム100mm

ホイール╱ケンダ700x32C

この価格帯では世界一遊べる自転車だと思います!!