フロントチェーンホイールは、やはりというかどうしてもシングルになってしまいました。美観を損ねるので悩むところではあるのですが、チェーンリングやピン、そしてフロントディレーラーやコントロールレバーを考えると、どう考えても200グラム以上の大きな軽量化になるため、やはりシングルに。
ただ、試作車ではサンエクシードのクランクにチタンBB、TA・シクロツーリストのリングという組み合わせだったので十分な軽量化が達成できていたところ、今回はそれを断念せざるを得ないことになりました。歯先に手を加えたものの、やはりチェーンの脱落が起きやすいのです。選択肢は多くはなく、ウルフトゥース+ラ・クランクという構成を選びました。やや重く感じるラ・クランクですが、もちろん梶原利夫氏によって軽量化の刃を当てていただいています。